諦めなければ

自分の限界は自分で決めることが出来る

想いでの卒業式

そんな彼と同じ共通理解を得るのは今日で最後は卒業式の日彼は何人ものクラスメイトに囲まれていた私から声なんてかけられない最も誰も近くになかったら声をかけられたかと言うとそれも無理だったら私は担任の先生と何か仲の良かったクラス
メイトや生徒会の後輩と話をしてから家に帰った帰った私を見てお母さんがちょっと涙ぐみながらおめでとうなんて言ってくれてそれが少しくすぐったかった私はこの3年間で少しは大人になれたのだろうか元就になれたら私も少しはおおらかに
なれるのかな卒業証書の入った筒と学校指定のバッグを机に置いた時滅多にならない私のスマホが鳴った液晶画面に表示されたのは彼の名前だった
私が電話に出ると彼はいつもの調子かそれともちょっぴり焦っているかのような口調で言ったもうなんで先に帰っちゃうんだよ先に行ってやっぱ気づいてない卒業証書の筒の中見て私はスマホをスピーカーモードにしてから卒業証書の筒の蓋を持ったポンと音がして配達の中から小さい何かがコロコロと転がり落ちてきた

想いでの卒業式
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