諦めなければ

自分の限界は自分で決めることが出来る

学会参加後の改善提案

今回は周術期を含めた急性期から生活期、疾患別では呼吸器、循環器、運動器、脳血管障害、腎臓、肝臓、摂食機能療法、分野としては栄養学、疼痛など様々な内容を学ぶことができました。
 その中からまとめた改善案が3つあります。
 1つ目は慢性腎不全患者に対しての腎臓リハビリテーションプロトコルの作成です。筑波大学の三浦先生の発表では今年世界的な腎臓リハビリテーションガイドラインが作成されるそうです。その中で腎リハは生命予後に関与すると言った報告もあります。当院では透析治療などは行っていませんが消化器内科を診療科目に待ちますので慢性腎不全を既往に持つ患者は多くいらっしゃいます。そのためこのプロトコルの作成は有用と考えます。
 次に誤嚥予防とも関係の深い自己排痰に関しての提案です。誤嚥性肺炎は当院2病棟で頻度の高い疾患です。この誤嚥には舌骨上筋群関与が大きいと広島国際大学の福岡先生や藤田医科大学の加賀谷先生はおっしゃっていました。そして自己排痰機能にも全て舌骨上筋群は関与しています。そこで自己排痰のフローチャートを作成したいと考えました。方法としてはまず自己排痰を咳嗽力、ハッフィング力、舌運動の3層に分け、咳嗽力は呼気筋トレーニング、この呼気筋トレーニングは風船やブローイング、巻き笛を使用します。ハッフィング力はハッフイング練習と呼気筋ex、舌運動は指を入れて負荷をかける方法を取ります。呼気筋のトレーニングで必要な風船や巻き笛は購入が必要ですがブローイングはこのような簡易的な道具を使用します。効果判定にはいずれも舌圧測定器やスバイログラムなど数値的な測定が簡易的に困難である問題点がありますが日本人の死因第3位の肺炎にこの方法が少しでも寄与できると考えます。
 最後は急性期離床困難は患者に対しての通電療法です。特に脳血管障害急性期では当院でも不動による廃用がトピックスに上がる事が多くあります。沖田実先生の発表では不動によるアポトーシスの誘導によりマクロファージが集積し2週間以内に筋萎縮、筋痛、筋性拘縮を誘発すると述べられていました。そこで離床困難な患者に対して主に下肢を対象としたEMSやハイボルテージといった通電療法が推奨されています。下肢であれば心電図モニター等に影響はないとのことです。改善として離床困難な方に対して通電という方法のプロトコル、またはフローチャートの作成を行いたいと考えています。以上です。
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